【簡単】クラウンメロンの保存方法と食べ頃の見分け方
クラウンメロンを買った時、どうすればいいのか分からないのが、
「保存方法」と「食べ頃」です。
もしかして、こういう方が多いのではないでしょうか?
- 買ってすぐ冷蔵庫で保存してる
- 買ってすぐに食べてる
これ、ちなみに間違ってます。というより、もったいないですよ。
「正しい保存方法」と「適切な食べ頃」を見分ければ、もっとおいしくクラウンメロンを食べることができます。
上記に当てはまる方は参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
クラウンメロンの正しい保存方法
クラウンメロンの正しい保存方法のポイントは、2つあります。
- 常温で保存(20℃~25℃)
- 日光の当たらない所で保存
順番に見ていきます。
常温で保存する
常温で保存する理由は、「追熟」させるためです。追熟させることにより、「果肉」がやわらかくなり、食べた時の「風味」がより芳醇になるのです。
そして、追熟させるための適温が「20℃~25℃」ですので、買ってすぐに冷蔵庫で保存していまうと、「追熟が止まってしまう」と言われています。
ですので、追熟を止めないために、冷蔵庫ではなく常温保存をした方が良いということです。
では、「常温が20℃~25℃ない、冬場の場合はどうするの?」と疑問に思いますよね。
そういった場合は、なるべく暖かい部屋で保存してください。ただし、「湿度」には注意です。あまり湿度が高すぎると「湿気」でカビの原因になってしまいます。
日光の当たらない所で保存する
日光の当たらない所で保存した方が良い理由は、高温により、傷んでしまうのを避けるためです。
追熟させるために保存するのに、先に傷んでしまっては意味がありません。なるべく日陰で、風通しの良い場所に保存するのがベストです。
また、オンラインショップで買った場合は箱に入っていると思いますが、その場合は箱から取り出して保存してください。そうすることで、より正確に追熟させることが出来ます。
これらのポイントを一言でまとめると、
日光の当たらない日陰で常温保存する
となります。
そして、なるべく風通しをよくして、湿度が高くなりすぎないようにするのがコツです。
以上が正しい保存方法となります。
食べ頃の見分け方
クラウンメロンの簡単な食べ頃の見分け方は3つあります。
-
下部を押す
-
つるを見る
-
音を確認する
順番に見ていきます。
下部を押す
クラウンメロンの下部を軽く押し、ほんの少し柔らかく感じたら食べ頃です。
これが、一番簡単でわかりやすい見分け方になります。
「そんなに硬さ変わらないんじゃない?」と思うかもしれませんが、買ったばかりのものを確認してみて下さい。おそらく、「カチカチ」で全然凹まないと思います。
追熟してちょうど良い食べ頃になると、下部が柔らかくなってくるのです。とっても簡単なのでぜひ試してみてください。
ただし、あんまり強く押しすぎないように注意が必要です。強く押しすぎると中身が変色してしまう原因になってしまいます。
ツルを見る
両方のツルを見て、どちらか片方でもしおれてきたら食べ頃です。
しおれてきたら「大丈夫かな?」と思ってしまいますが、大丈夫です。それが熟してる合図になります。
ツルが「ピンッ」となっている時は、収穫されてからまだそんなに日が経ってないという意味ですので、その状態の時は、もう少し様子を見ましょう。
音を確認する
クラウンメロンを耳の前にもってきて、爪で軽く「ポンポン」とはじきます。そして、メロンから「ボンボン」という少し鈍い音がしたら食べ頃です。
やるのは簡単ですが、正直わかりづらいのが欠点です。上記の見分け方2つを試した後の、「最終確認」としてやるのがおすすめです。
この見分け方も、あまり強くやりすぎると変色してしまいますので、軽くはじくのがポイントです。
番外編
冷蔵庫に入れる場合
冷蔵庫に入れる場合は2パターンあります。それは、「メロンを食べる直前」と、「完熟したけど、すぐには食べない場合」です。
買ったばかりのクラウンメロンは、冷蔵庫に入れてはいけませんが、
食べ頃になったクラウンメロンは、食べる直前(2~3時間)に冷蔵庫で冷やしておくと、より一層おいしく感じることができます。
冷えてるか冷えてないかの違いだけで、おいしさが全然違います。
多少手間ですが、おすすめの食べ方ですので、ぜひ試してみて下さい。
2つ目の、「完熟したけど、すぐには食べない場合」ですが、これは冷蔵保存しないと日持ちしないからです。
「完熟したクラウンメロンはすぐに食べるのが鉄則」ですが、どうしてもタイミングが合わない場合があると思います。
その場合はどんどん傷みが進行してしまうので、進行を防ぐために冷蔵保存をしましょう。ちなみに、保存期間は2~3日が目安となります。
追熟を早める裏技!?
「風通しの良い場所で保存する」の少し矛盾した内容になりますが、メロンは袋などで密閉して保存することで追熟を早めることができるそうです。
これは、メロンから自然に出る「エチレンガス」の効果だと言われています。エチレンガスは「老化ガス」とも言われていて、「自らの熟成を促す働き」があります。
それを密閉空間に充満させて、あっというまに追熟させるというやり方です。
ちなみにメロンの他には、バナナやリンゴなどにも同じ特性があります。
ただし、これは無理やり追熟させているのと同じことなので、あまりおすすめはしません。1日でも早く食べたい方のみ、自己責任で試してみて下さい。
というわけで、以上となります。
また、こちらの記事はクラウンメロンを選ぶ際の参考になると思いますので、ぜひご覧ください。