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【静岡県産】クラウンメロン・4つの等級と値段比較【高級メロン】

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静岡の最高級メロンとして有名な、「クラウンメロン」

 

おそらく多くの方が、その値段を気にすると思います。

 

ですが、クラウンメロンは「4つの等級」で区別されていて、同じ「クラウンメロン」だとしても等級ごとに値段が大幅に変わるのです。

 

そこで、今回は、

  • クラウンメロンを食べてみたい    
  • 贈り物として渡したい

けど、「ちょっと高いなぁ…」と値段を気にする方に向けて、

 

「等級ごとの特徴」の後に、「比較的値段の安いクラウンメロン」を紹介します。

 

また、最後に「等級が低くても大丈夫な理由」についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

クラウンメロン4つの等級

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「クラウンメロン」は、さまざまな厳しい審査を合格したものだけが与えられる証です。

 

※参考画像

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その審査内容は、「外観の美しさ」や「糖度」、「大きさ」などがあります。

 

そして、その中でもさらに分類されたものが、

 

「富士」「山」「白」「雪」という4つの等級になります。

 

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富士

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富士は、1000個に1個程しかできない 「幻のクラウンメロン」です。

 

外観や、中身の内容に一切欠点がないのが特徴で、クラウンメロンの中で最高等級になります。

 

富士の発生率はかなり低いため、市場に出回ることがほぼなく、入手難易度はかなり高いです。

 

一部のオンラインショップで購入することができますが、基本的に「受注販売」のため、届くまでに数か月かかることもあるそうです。

 

ですので、購入する方は少ないと思いますが、どうしても欲しい方は早めに注文するのがいいと思います。

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山は、富士の次に高級なクラウンメロンです。

 

ですが、「富士」の流通量が極端に少ないため、「山」が実質的な最高等級とも言われています。

 

流通量は全体の約20%ほどで、高級フルーツ店や百貨店などで取り扱われているのが特徴です。

 

山は、実質的な最高等級ということもあり、贈り物として扱われることが多いです。外観や中身の内容も申し分なく、贈り物として渡したら、喜ばれること間違いありません。

 

ただ、値段がそれなりにするのが欠点です。ですので、自分用として買うには、あまりおすすめはしません。

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白は、クラウンメロンの基準の等級だと言われています。なぜなら、流通している約60%がこの等級だからです。

 

値段も他と比べるとお求めやすく、自分用としてクラウンメロンを買うなら、「白」が圧倒的におすすめです。

 

もちろん、基準の等級なため、「品質」と「品格」も十分にあり、贈り物として渡しても喜ばれると思います。

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雪は、クラウンメロンの中では1番下の等級で、主に業務用として使われることが多いです。外観に少し難があるため、市場で売るにはあまり向いてないそうです。

 

ですが、クラウンメロンであることに変わりはありません。他の品種のメロンと食べ比べると分かりますが、差をかなり感じられると思います。

 

静岡のレストランで食べる機会があったら、ぜひ食べてみて下さい。

値段比較

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「等級ごとに値段がちがうのは分かったけど、具体的にどのくらい違うの?」という方が多いと思います。

 

1玉あたりの値段相場を調べましたので、実際に比較してみましょう。

 

富士:約30000円

山: 約6000円

白: 約4800円

雪: 約3600円

 

どうでしょうか。

 

等級ごとに「1200円」くらいの差があることが分かります(富士除く)。ですが、同じ等級だとしても、さらに値段に差が出る要素があるのです。

 

それは、「重さ(大きさ)」です。

 

クラウンメロンは、1.3kg前後を「中玉」、それ以上を「大玉」と表記していることが多いです。

 

例として「山」で比較しますと、

 

中玉1.3kg=約6000円

大玉1.4kg=約8000円

 

となり、100gあたり「2000円」も違ってきます。

 

他に「白」で比較しますと、

 

中玉1.3kg=約4800円

大玉1.4kg=約6200円

 

となり、白の場合100gあたり「1400円」の差がうまれます。

 

ちなみに100gというのは、「みかん1個分」程です。みかん1個分の重さを気にしないのであれば、中身は同じですので、軽い方がお得ということになります。

 

ですので、もしクラウンメロンを比較的安く買うのなら、同じ等級の中でも、なるべく重さの軽いものを選ぶのがコツとなります。

 

ぜひ参考にしてみて下さい。

等級が低くても大丈夫な理由

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最後に等級が低くても大丈夫な理由を解説します(自分用として食べる場合)。

 

等級が低くても大丈夫な理由。それは、

 

クラウンメロンの等級を決める審査で、特に重要視されているのは「外観」だからです。

 

審査は何項目かありますが、「網目の整い方」、「全体の形」、「色」、「つるのバランス」等、そのほとんどが外観に関することです。

 

いくら理想の外観でも、切ってしまったら関係なくなってしまいますよね。

 

「じゃあ、糖度や味は関係ないの?」と思うかもしれませんが、もちろん関係あります。ですが、糖度や味に関しては、ほんとに誤差だと思います。

 

実際に糖度でいうと、1等級違いだと「0.5」くらいの差しかありません。「0.5」というのは、デジタル糖度計で計測する時の「標準誤差範囲」レベルです。

 

また、実体験ですが「山」と「白」の食べ比べをしてみた時に、値段は全然違うのに「味」や「風味」の違いはほとんど感じられませんでした。

 

さすがに、「山」と「雪」のように2等級違ければ、はっきり違いを感じられるかもしれませんね。

 

というわけで以上をまとめると、

  • 等級は外観が重要視さている     
  • 糖度や味は誤差レベル

となるため、等級が低くても問題ありません。

 

そもそもですが、「クラウンメロン」の証をもらった時点で、どの等級でも美味しさは保証されちゃってます

 

以上が、等級が低くても大丈夫な理由です。

まとめ

今回は、クラウンメロンの等級と値段の違いについてまとめました。比較的安く買うコツなども紹介しましたが、それでも他のメロンと比べるとちょっと高く感じます。

 

ですが、味に関しては代わりがないくらい美味しいのも事実です。ですので、食べたことがない方は、ぜひ「クラウンメロン」に挑戦してみてください。

 

また、お家で食べる場合は「白」か「雪」の「中玉」くらいがおすすめですが、贈り物として渡す場合は、クラウンメロンの外観(等級)にも気を使った方が、相手に喜ばれるかもしれませんね。


クラウンメロンを買う時の参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

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